マンションには専有部分と共用部分があります。このうち共用部分は管理組合が維持管理する必要があります。
長期修繕計画は、経年と共に劣化していく建物を適時適切に修繕していくための費用を算出し、各区分所有者が納入する修繕積立金を算出するために作成します。
【こんな事で困っていませんか?】
○長期修繕計画が現在のマンションの状態に合っているか分からない
○長期修繕計画の内容に過不足が無いか確認したい
○修繕積立金が妥当なのか知りたい
○どのように見直したらいいのか分からない
○先々の修繕工事や建替えも含んだアドバイスが欲しい
【長期修繕計画とは】
共有の資産であるマンションの建物や設備の劣化に備えて、必要な修繕工事の項目や時期を予想し、その内容に見合った資金計画を定めたものです
毎月の修繕積立金の根拠となるものでもあります
国土交通省が示す指針には、計画期間が25年以上のものが必要であり、内容も定期的(概ね5年程度)な見直しが必要とされています
建物・設備の維持管理の状況
長期修繕計画を作成している | 89.0% |
修繕積立金は長期修繕計画に算出された必要額に基づき決めた | 74.0% |
平成25年マンション総合調査(国土交通省)より
長期修繕計画標準様式、長期修繕計画作成ガイドライン、同コメント(国土交通省)より
マンションの長期修繕計画に関するガイドライン(国土交通省)より
【長期修繕計画を見直すメリット】
○管理会社が請け負いたい工事ではなく、管理組合の要望を最優先にした公正な修繕計画が組めます
○管理組合が主体となって作成した修繕計画に基づいた透明性のある修繕積立金を算出できます
○修繕内容や修繕積立金の検討を通し、区分所有者の理解が深まり、将来の大規模修繕工事に向けた合意形成が円滑になります
【マンション管理士に依頼するメリット】
○一部の意見に偏らない公正な修繕計画が作れます
○確認・分析・作成業務の時間的負担の軽減になります
○現状の長期修繕計画書から不足している項目の確認ができます
【当事務所のサポート内容】
現状の長期修繕計画書・過去の修繕履歴の確認
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問題点(修繕項目の不足・現状設備との相違 等)の分析
※居住者による目視点検やアンケート調査、専門家による建物劣化診断が必要な場合があります
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改正案の作成、解説、助言
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資金計画・修繕積立金の見直し